• 投稿カテゴリー:Git / 技術 / 開発
  • 投稿の最終変更日:3月 11, 2025

  1. git push
    • ローカルの変更内容をリモートリポジトリに反映します。変更をリモートに適用する主要なコマンドで、通常は新しいコミットをリモートに追加します。
  2. git push --force または git push -f
    • 強制的にリモートリポジトリの履歴を書き換えます。以前の履歴が上書きされる可能性があるため、慎重な運用が必要です。特にチーム開発の場合は、他のメンバーの作業に影響を与える可能性があります。
  3. git pull(競合解消後の影響)
    • リモートの最新の状態をローカルに取り込みますが、競合が発生した場合はローカルで解消が必要です。その後、修正内容をリモートにpushすると、結果的にリモートの状態が変更される可能性があります。
  4. git fetch --prune
    • ローカルに保持しているリモート追跡情報を更新し、リモートで削除されたブランチに対応する参照をローカルから削除します。リモートの構造そのものには影響を与えませんが、リモートの状態に合わせる操作です。
  5. git remote add または git remote remove
    • リモートリポジトリの設定を追加または削除する操作です。リモートリポジトリそのもののデータには影響しませんが、操作ミスにより不要なリモートを登録したり削除する可能性があります。
  6. git rebase(関連するpush時の影響)
    • ローカルの履歴を変更し、リモートと整合性を取るために使用されます。リベース後にgit push --forceを行う場合、リモートの履歴が上書きされる可能性があります。
  7. 自動化ツールやカスタムスクリプト
    • CI/CDパイプラインやデプロイ用のスクリプトの中で、git pushgit pullが含まれていると、無意識にリモートに影響を与えることがあります。

注意点

  • 操作前にリモートの状態を確認する: git fetchgit statusを使用して、現在のリモートの状態を把握しましょう。
  • 強制的な操作(--force)は慎重に: チームメンバーと連携し、影響範囲を事前に確認するのが重要です。
  • バックアップを確保する: 大きな変更を行う場合は、リモートやローカルのバックアップを取ることでリスクを軽減できます。